産み分けゼリーは意味ない?仕組みや知っておきたいことを解説し体験談を紹介

「産み分けゼリー」と検索すると「意味ない」という意見を目にしたことはありませんか?

希望する性別の赤ちゃんを産み分けるためのサポートアイテムとして使われる産み分けゼリーですが、なぜ「意味ない」という意見があるのでしょうか。

本記事では、産み分けゼリーの仕組みや体験談を紹介し「意味ない」と言われる理由を解説します。

産み分けゼリーは意味がない?

産み分けゼリーは本当に「意味がない」のでしょうか。

結論として、産み分けゼリーは男女の産み分けをサポートするためにつくられた製品であり、まったく「意味がない」とは言い切れません

実際に使用した結果、希望通りの性別の赤ちゃんを授かった例もあります。

ただし、偶然の可能性もあるため「絶対に成功する」とは言い難いのも事実です。

意味がないとまではいえませんが、産み分けゼリーはあくまでサポートアイテムの1つであり、100%の成功を保証するものではないため、過度に期待しないことが大切です。

産み分けゼリーが「意味ない」と言われる理由

なぜ、産み分けゼリーが「意味ない」と言われるのでしょうか。

ここでは、その理由を見ていきましょう。

  • 科学的根拠が不十分
  • 成果に個人差がある
  • 産み分けそのものに倫理的な懸念がある

科学的根拠が不十分

実は現状、産み分けゼリーの効果に関しては、科学的根拠が十分に確立されているとは言えません。

赤ちゃんの性別は、精子が持つX染色体とY染色体によって決まります。

産み分けゼリーは、希望する性別の染色体を持つ精子が活動しやすい膣内環境を作るため、pH値を調整するアイテムとして使用されますが、この理論を裏付ける明確なデータや研究結果は不足しているのが現状です。

科学的根拠が十分に確率されていないため、産み分けゼリーは意味がないと言われるのかもしれません。

成果に個人差がある

産み分けゼリーの効果には個人差があり、夫婦それぞれの体質や健康状態、使用するタイミングなどによって結果に影響を与えるため、すべての人が同じ成果を得られるわけではありません

膣内のpH値を調整しても、希望する性別の染色体を持つ精子にどれほど影響を与えるかは個々の状態に左右されるでしょう。

また、正しいタイミングで使用したとしても、さまざまな要因が絡むため、必ずしも期待した結果を得られるとは限らないのが実情です。

このように、産み分けゼリーには個人差があるため、意味がないと言われるのかもしれません。

ですが、そもそも妊娠自体が簡単にできることではないため、産み分けゼリーは万能ではなく、あくまでもサポートアイテムとして捉える必要があります。

産み分けそのものに倫理的な懸念がある

日本産婦人科学会は、性別選択を目的とした医療行為を倫理的観点から禁止しています。※

着床前診断による男女の産み分けは日本では禁止されていますが、産み分けゼリーは医療行為ではないため、規制の対象外となっています。

この現状から、産み分けゼリーの効果に疑問を覚え、意味がないのではと感じる方がいるのでしょう。

産み分けゼリーは禁止行為ではないので、正しく使用する分には問題ありません。ただし、希望する性別の赤ちゃんを授かりたいという願いは理解できますが、その方法については慎重に検討する必要があります。

※参考:日本産科婦人科学会による「遺伝問題のないカップルの性別選択を目的とした着床前遺伝子診断臨床適用禁止」

産み分けゼリーとは?

そもそも産み分けゼリーとはどのようなものなのか、ここで詳しく理解しておきましょう。

産み分けゼリーの目的と役割

産み分けゼリーとは、希望する性別の赤ちゃんを授かる可能性を高めるために、膣内のpHを調整して産み分けをサポートするアイテムです。

産み分けゼリーには「グリーンゼリー」「ピンクゼリー」の2種類があります。

男の子を希望する場合はグリーンゼリー女の子を希望する場合はピンクゼリーを使用します。

産み分けゼリーの仕組み

赤ちゃんの性別を決めるカギは、精子が持つ染色体です。

精子には、X染色体をもつX精子と、Y染色体をもつY精子の2種類があります。

Y精子が卵子と受精すれば男の子X精子が卵子と受精すれば女の子が産まれます。

それぞれの精子には、以下の特徴があります。

Y精子X精子
・寿命が短い(約1日)
・動きが素早い
・数が多い
・アルカリ性に強い
・寿命が長い(2~3日)
・持久力がある
・数が少ない
・酸性に強い

女性の膣内は通常、外部からの雑菌の侵入を防ぐために酸性に保たれています。

産み分けゼリーは膣内のpH値を調整することで、希望する性別の染色体をもつ精子が活動しやすい環境をつくり、産み分けをサポートします。

ただし、何度も申し上げているように、産み分けゼリーはあくまでも産み分けをサポートするアイテムであり、必ずしも希望通りの性別を保証するものではありません。

この仕組みを正しく理解したうえで、産み分けゼリーを使用することが大切です。

産み分けゼリーを使ううえで知っておきたいこと

産み分けゼリーを使用する際、知っておくべきポイントがいくつかあります。

ここでは、3つの知っておきたいことをまとめましたので、参考にしてみてください。

  • 成分や安全性を確認する
  • 受精率が低下する恐れがある
  • 性交渉を工夫することでより効果を期待できる

成分や安全性を確認する

産み分けゼリーは、デリケートな膣内に直接注入するため、成分や安全性をきちんと確認してから使用することが大切です。

多くの産み分けゼリーは、クエン酸や水溶性コラーゲンなど日常的に使用される食品成分で作られているため、口に入れても問題ないとされています。

また、衛生管理が徹底された工場で製造されるなど高い安全性をアピールするメーカーが多く、これまでに重大な副作用の報告はほとんど見られないようです。

それでも、アレルギーや体質などによっては、すべての人に安全とは言い切れません。アレルギーや体質に不安がある方は、事前に医師に相談することをおすすめします。

受精率が低下する恐れがある

産み分けゼリーは膣内のpH値を調整し、特定の精子の活動を抑える仕組みのため、受精率が低下するリスクがあります。

特に、女の子を希望する場合に使用するピンクゼリーは、数が多く活発なY精子の活動を抑え、元々数が少ないX精子をサポートするため、受精するための精子自体の数を減らすことになります。

また、妊娠しやすい排卵日ではなく、排卵日2日前の性交渉が推奨されることから、妊娠そのものの確率が下がる可能性があるのです。

そのため、不妊治療中や高齢の方は、産み分けゼリーの使用には十分な注意が必要です。

事前に医師に相談して、慎重に検討するようにしましょう。

性交渉を工夫することでより効果を期待できる

産み分けゼリーを効果的に活用するためには、使用するタイミングや性交渉の方法を工夫することが重要です。

まず、排卵日を正確に把握し、希望する性別に適したタイミングで性交渉を行うことが推奨されます。

女の子を希望する場合、X精子は寿命が長いため、排卵日の2日前に性交渉すると効果的です。

一方で男の子を希望する場合、Y精子の速い動きを活かすため、排卵日までの約5日間は禁欲し、排卵日当日に性交渉を行うとより効率的に産み分けを試みることができます。

また、性交渉の方法も、産み分けをするうえで重要です。

女の子を希望する場合は、浅めの挿入であっさりと、男の子を希望する場合は深く挿入し、女性がより感じるように性交渉すると効果的とされています。

産み分けの成功率を高めるために、事前に十分な情報を収集し、必要に応じて産婦人科に相談するなどして、計画的に取り組むことを心がけましょう。

産み分けゼリーの体験談

産み分けゼリーを初めて使用する際は、不安に感じる方も多いでしょう。

ここでは、実際に産み分けゼリーを使用した体験談を、成功例と失敗例にわけて紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

産み分けゼリーの成功体験談

まずは、産み分けゼリーの成功体験談について紹介します。

産み分けしました。

私は男の子希望だったので、リンカルとタイミングとゼリーでしたが成功しました。

三人目、産み分けして女の子なら諦めつくなと思ったのし、後で産み分けしとけばよかったってなりたくなかったのもありました。

女の子は男の子の産み分けより若干確率が低いのですが、望んでいるなら産み分けしてみる価値あると思いますよ。タイミングとゼリー等でしょうね。

このゼリーが結構いいお値段したと思います。1万以上しました。

産み分けしなくても50%は女の子の確率あるんですけど、それでも少しでも確率あげたいですよね^^

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ピンクゼリー以外にもやりましたが(産み分け指導をしている産婦人科に欄補チェックに通う、排卵2日前にのみタイミング、あっさり浅めの行為、等)、

ピンクゼリーはジュンビーのものを使いました。

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3児の母です。

上2人が男の子のため、主人が女の子を熱望し、ピンクゼリーを使用しての産み分けにトライしました。

もう3年半ほど前のことになります。

私は生理周期が安定しているため、通院して排卵日2日前を特定してもらうことはせず、生理周期の計算と基礎体温と排卵日検査薬(薄っすら陽性になった日)で2日前を見極めました。

ただ、ピンクゼリーは病院でしか買えなかったので、産み分け指導をしている病院に夫婦で行き、ゼリーを購入し、性行為の内容(入り口付近で出すだけという作業的行為)を主人に聞いてもらいました。

トライして3周期目で妊娠しましたが、生まれるまで性別は聞きませんでした。

結果、女の子が生まれました。

女の子狙いだと、排卵日2日前の性行為になるので、精子の寿命などから妊娠自体が難しくなると思いますから、根気は必要かもしれません。

また、私自身は「できれば女の子も欲しいけど、男の子3人でも五体満足ならそれでいいや」くらいの気持ちで、逆に主人が「どうしても女の子!」という感じでしたので、「3人目が男の子でも、それはそれで運命。大事に育てよう!」という気持ちになるまで、半年くらい話し合いました。

希望する性別の子が欲しいと思うのは自然なことだと思うので、産み分けに挑戦することは悪いことじゃないと思います。

現在の我が家はというと、不思議なことに待望の娘が生まれたのに、主人は息子2人の方が扱いやすいみたいで(笑)、「娘だから、息子だから可愛い」のじゃなく、「我が子だから可愛い」んだなって、実感しています。

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ほとんどの方が、タイミング法や性行為の工夫など、産み分けゼリー以外の方法も併用しているようです。

少しでも希望の性別の赤ちゃんを授かるよう、楽しみながら挑戦されている方が多いように感じますね。

産み分けゼリーの失敗談

反対に、産み分けゼリーの失敗談についても紹介します。

失敗?したけど、性別大満足です。

女の子が欲しくて、ピンクゼリーを使いました。排卵日5日前にあっさりも何も生殖行為として性行為して妊娠。女の子だと思ってました。

性別わかるあたりで毎回股を隠しているのでなかなかわかりませんでしたが、股を隠してるから男の子だろうと思い始めました。中絶する気はありませんでしたが、中絶できない時期に股全開になり、男の子でした。

産まれてからは男の子の方がいい、女の子の何がいいかわからないくらいです。ちなみに性別は男、顔は女の子っぽく、服は黄色とか白ばっかり着せていて脱がなきゃ女の子です。

夫は最初から息子が欲しいと言ってましたが、性別わかってから次は娘が欲しいと言ってます…。

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産み分けゼリーで女の子挑戦した者です。

毎月病院で排卵日を教えてもらい、

産み分けゼリーを使いました。完璧にしたつもりでしたが、男子でしたよ。懲りずに再度挑戦しましたが、男子でした。

産み分けゼリー80%ってないと思いました。

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二人目男の子希望で生みわけの指導をして頂き薬を飲んでいましたが、めでたく女の子誕生!!排卵日が特定しにくい体質だから、でも失敗とは考えなかったですょ。

我が子はかわいいですもん!!

で、三人めまた挑戦しました。

今度は排卵も確認、ゼリーを使って

このときに排卵障害もわかり不妊治療と同時にして

結局半年以上で子供も授からないので私がストレス状態。

で、もう子供は出来ん・・・と病院もいかなかったところ、授かりました。

とってもかわいい女の子ですょ。

産み分けは色々とHPもありますからご自分で探されてみられては

産院で産み分け相談をしていただける先生もいますし

絶対女の子が嫌でしたら100%ではないのでお勧めしませんが・・・・・

仕方ないで生まれる子がかわいそうです。

私は、妊娠できたこと事態をとてもうれしく思いましたから

それに今、女の子三人でよかったと思っていますよ。

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体験談からも、産み分けゼリーの成功率が100%ではないことがわかるでしょう。

たとえ希望する性別でなくても、赤ちゃんを授かること自体を喜べるような心づもりで、前向きに産み分けゼリーを取り入れたいですね。

まとめ:産み分けゼリーに意味はあるが100%期待するのはNG!あくまでサポートアイテムとして使おう!

産み分けゼリーは、希望する性別の赤ちゃんを授かる可能性を高めるサポートアイテムとして使用されています。

しかし、科学的根拠や効果には限界があり、さらに個人差や妊娠率への影響もあるため、100%の成功を保証するものではありません

産み分けゼリーを使用する際は「必ず成功させる」という気持ちにとらわれず、授かった性別の命を大切にする姿勢で取り組むことが大切です。

結果に固執せず、どちらの性別の赤ちゃんでも喜んで迎えられる気持ちを持って、サポートアイテムとして役立てましょう。