妊活3ヶ月目で妊娠しないのは普通?正しい妊活知識とよくある要因を徹底解説

妊活を始めて3ヶ月経っても妊娠しないため、「3ヶ月で妊娠しないのは普通?それとも何か問題があるの?」と不安になっていませんか。

基礎体温や排卵日に合わせたタイミング法を実践していても、「自分たちのやり方が正しいのか」「そろそろ病院に行くべきなのか」と悩んだり、SNSやネットの情報に振り回されたりしている方もいるかもしれません。

この記事では、妊活開始から3ヶ月・半年・1年経過後のそれぞれの妊娠率の目安や、正しい妊活知識、妊活中に知っておきたい男女別のよくある要因などを詳しく解説します。

妊活3ヶ月目で妊娠しないことに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

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妊活3ヶ月目で妊娠しないのは普通?

妊活3ヶ月目で妊娠しないのは普通?

妊活を始めて3ヶ月経ち、「まだ妊娠しない・・・」という焦りや不安が増してきていませんか。

妊活3ヶ月目で妊娠しないのは、それほど珍しいことではありません

ここでは、1回の月経周期で妊娠する確率や、妊活3ヶ月目から1年経過後の妊娠率について、データをもとに解説します。

  • 1回の月経周期で妊娠する確率とは
  • 妊活開始から3ヶ月・半年・1年経過後の妊娠率の目安

1回の月経周期で妊娠する確率とは

まず、日本人カップルの年齢と、1回の月経周期あたりの妊娠率について調査した研究によると、下記のような確率となっています。

女性の年齢層1周期あたりの妊娠確率
24歳以下約20%
25~29歳約13%
30~34歳約10%
35~39歳約5~6%
40歳以上約1~2%

「排卵日に合わせてタイミングを取ったのに妊娠しない」という状況も、統計的には珍しいことではありません。むしろ、1回で妊娠できるというのは「ラッキーな状態」くらいの認識と言えるでしょう。

参考:Fecundability and Sterility by Age: Estimates Using Time to Pregnancy Data of Japanese Couples Trying to Conceive Their First Child with and without Fertility Treatment

妊活開始から3ヶ月・半年・1年経過後の妊娠率の目安

妊活開始から3ヶ月、半年、1年と経過する中での妊娠率(累積妊娠率)について、1周期あたりの妊娠率をもとに計算すると、下記のような結果となります。

経過期間累積妊娠率
1ヶ月目約20%
3ヶ月目約50%
半年約75%
1年約85%

この結果から、妊活3ヶ月目時点では、半数ほどのカップルが妊娠に至っていないことがわかります。

避妊をやめてから妊娠に至るまでの平均期間は、年齢や個人差にもよりますが、一般的には半年~1年程度が多いです。

3ヶ月という期間で妊娠しないことは「普通」の範囲といえるでしょう。

参考:丸善出版『生殖医療のすべて 新版

妊活3ヶ月目で妊娠しないときに知っておきたいこと【女性編】

妊活3ヶ月目で妊娠しないときに知っておきたいこと【女性編】

妊活3ヶ月目で妊娠しないのは普通ですが、妊娠しないのには特定の理由が隠れていることもあります。ここでは、参考程度に、考えられる理由をいくつか紹介します。

自身に当てはまるものがないかセルフチェックしつつ、気になる項目があった場合は、専門機関に相談してみてください。

  • 排卵日・タイミングがズレている可能性
  • 月経リズムや排卵のトラブルがある
  • ホルモンバランスの影響を受けている
  • 年齢による妊娠率への影響

排卵日・タイミングがズレている可能性

妊活の基本は「排卵日を正確に把握し、その前後に性行為を行う(タイミング法)」ことです。

しかし、実際には排卵日の予測がズレてしまい、結果として性行為のタイミングがズレてしまっているケースもあります。

排卵日の予測で多く使用されるのが、「基礎体温の変化」です。

しかし、基礎体温の測定が正確でなかったり、記録を忘れてしまったりすると、体温の変化が分かりにくく、受精のチャンスを逃してしまっているかもしれません。

排卵日の正確な把握には、排卵検査薬の使用もおすすめです。基礎体温の測定と、排卵検査薬を併用することで、より正確なタイミングが実現できるでしょう。

また、性交渉の頻度も重要です。最も妊娠率が高いのは、排卵日の2日前から排卵日当日までの3日間と言われています。この期間に複数回の性交渉を持つと、より効果的です。

月経リズムや排卵のトラブルがある

毎月月経が来ていても、実は排卵が起こっていない(無排卵月経)場合もあります。また、排卵が起こっていても、タイミングが予測しにくくなる「遅排卵」というケースもあります。

特に、月経リズムが不規則という方は要注意です。

月経周期は、25日以上35日以下なら「正常範囲」とされています。

しかし、毎月大きくズレる場合や、周期が39日以上または24日以下になることがある場合は、排卵に関するトラブルが隠れている可能性があり注意が必要です。

また、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の場合、ホルモンバランスが乱れることで、排卵が不規則になっていることもあります。これは、全女性の5~10%に見られるとも言われており、月経不順の一因です。

月経の周期が不規則な場合は、3ヶ月目の段階でも早めに婦人科で相談すると良いでしょう。

ホルモンバランスの影響を受けている

妊娠するためには、さまざまなホルモンが適切なタイミングで分泌されることが大切です。

エストロゲン、プロゲステロン、FSH(卵胞刺激ホルモン)、LH(黄体形成ホルモン)などの影響をうける可能性があります。

また、黄体機能不全(黄体ホルモン不足)という状態にも注意が必要です。排卵は起こっているのに、その後のプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が不十分で、受精卵の着床環境が整わないというケースです。

基礎体温を見ると、「低温期から高温期への移行がゆるやか」「高温期が短い」「高温期の体温が不安定」といった特徴が見られることがあります。

ストレスや過度なダイエット、体重の急激な変化は、卵巣に関係するホルモン軸全体に悪影響を与える可能性が指摘されています。これにより、排卵そのものが止まってしまったり、遅れたりすることがあるのです。

また、甲状腺機能の低下もホルモンバランスに影響します。甲状腺ホルモンは基礎代謝だけでなく、生殖ホルモンの分泌にも関わっています。

甲状腺機能が低下すると不妊につながることもあるため、健康診断などで指摘があった場合には専門医へ相談してみましょう。

年齢による妊娠率への影響

女性の年齢は妊娠率に大きな影響を与えます。特に35歳を過ぎると、1周期あたりの妊娠率が大きく低下してしまいます。

これは、卵子の「数」と「質」が加齢とともに低下することが主な理由です。女性は生まれたときにすべての卵子を持っており、その後は数が増えることはありません。

加齢にともなって卵子の数は減少し、また遺伝子異常を持つ卵子の割合が増えることが分かっています。

30代後半以降の年代では、妊娠のチャンスがより限定的になってしまうため、専門医の受診を早めに検討するのもおすすめです。

妊活3か月目で妊娠しないときに知っておきたいこと【男性編】

妊活3か月目で妊娠しないときに知っておきたいこと【男性編】

妊娠は女性側の問題だけではありません。実は、不妊の原因の約半数は男性側にあるという研究データもあります。

妊活3ヶ月目のタイミングで、パートナーの男性側の状態についても知っておくことは、夫婦で協力して妊活を進める上で非常に大切です。

ここでは、参考程度に、考えられる理由をいくつか紹介します。気になる項目があった場合は、専門機関に相談してみてください。

  • 精子の数や運動率、形態の異常が見られる
  • 精巣の働きに影響が出ている
  • 陰嚢(いんのう)まわりの温度が高くなりやすい生活習慣
  • 年齢による妊娠率への影響

精子の数や運動率、形態の異常が見られる

精子の質は「数」「運動率」「形態」の3つの要素で評価されます。

精子の数が極端に少ない状態のことを、「乏精子症(ぼうせいししょう)」と呼びます。

通常、1ml中に1,500万個以上の精子がいることが正常とされていますが、これを下回る場合は妊娠の確率が低下することもあるため注意が必要です。

精子の運動が悪い状態を「精子無力症」と呼びます。卵子に到達するために、精子は女性の体内を長い距離移動する必要がありますが、運動能力が低いと卵子に到達する前に衰弱してしまうのです。

精子の形が異常な状態を「奇形精子症」と言います。正常な形態の精子の割合が低いと、受精能力が落ちてしまう可能性が高まります。

これらの精子の異常は、簡単な検査(精液検査)で判定可能です。また、精子の運動率などを自宅でセルフチェックできるキットも販売されているので、参考にしてみてください。

精巣の働きに影響が出ている

精子を作る工場である精巣の機能に問題があると、妊娠につながりにくくなります。

中でも、精索静脈瘤(せいさくじょうみゃくりゅう)という疾患に注意が必要です。

精索静脈瘤は、精巣周辺の静脈が拡張して血流が悪くなる状態で、精巣の温度が上昇して精子の生成が阻害される可能性があります。成人男性の10人に1人程度に見られるとも言われており、不妊の要因の1つです。

過去の停留精巣(精巣が下降していない状態)や、精巣の炎症・損傷の既往がある場合も、現在の精巣の働きに影響を及ぼす可能性があります。

また、クラミジアなどの感染症による精路の炎症や癒着は、精子の通路を塞いでしまう可能性があるため、気になる症状がある場合には専門医に相談してみましょう。

陰嚢(いんのう)まわりの温度が高くなりやすい生活習慣

精子は、熱に非常に弱いという特性があります。精巣の温度が上昇すると、精子数が減ってしまうという研究データもあるため注意が必要です。

特に、毎日のサウナ習慣や、熱いお風呂に長時間つかることは要注意です。高温の環境に毎日のように晒されると、精子の質が低下します。

また、膝の上でのPC作業や、締め付けの強い下着なども、陰嚢周辺の温度を上げてしまう可能性が高いです。できるだけ陰嚢まわりを温めすぎない環境を保つよう、生活習慣を見直すと良いでしょう。

妊活における男性のサウナ利用で特に気を付けたい習慣や、どうしても入りたい時に守るべきポイントなどについては、下記の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

年齢による妊娠率への影響

男性も女性と同様に、加齢とともに妊娠率が低下します。女性ほど急激ではありませんが、注意が必要です。

男性の場合、40代後半以降になると精子の質が低下し始めるとされています。具体的には、精子のDNA断片化(遺伝子が傷つく)が増えたり、精子の運動能力が落ちたりすることが報告されています。

男性の年齢が50歳を超えている場合は、早めに精液検査を含めた検査を進めるのもおすすめです。

妊活3ヶ月目の妊活を振り返ってみよう!正しい方法を解説

妊活3ヶ月目の妊活を振り返ってみよう!正しい方法を解説

妊活3ヶ月目のタイミングで、「これまでの妊活方法が本当に正しかったのか」を見直すことは、非常に大切です。

ここでは、排卵日の把握とタイミング法の基本をあらためて解説します。

  • 排卵日の把握方法
  • タイミング法のポイント

排卵日の把握方法

排卵日の把握方法には主に、「基礎体温の測定」と「排卵検査薬」という2つの方法があります。

基礎体温は、毎朝目覚めてすぐ(体を動かす前)に、舌の下で測定した体温です。排卵前は低温期、排卵後は高温期になるというリズムがあり、2層に分かれたグラフになることが一般的です。

基礎体温の変化を知るためには、「婦人用体温計」と呼ばれる、小数第2位まで体温を測れるものを選びましょう。

また、できる限り毎日同じ時刻に測定することが推奨されています。そのため、寝る前に枕元に体温計を置き、起きたらすぐに測定できるようにしておきましょう。

体温は予測式での測定(数秒~30秒程度)でも問題ありませんが、数値をより正確に知りたい場合には実測(5~10分程度)も活用してみるのもおすすめです。

体温計によっては、専用のアプリを使用して、自動で計測結果を記録してくれるものもあります。

排卵検査薬は、尿中のLHサージ(黄体形成ホルモンの急上昇)を検出することで、排卵が近づいていることを教えてくれるものです。

排卵検査薬が陽性になると、通常24~48時間以内に排卵が起こります。

排卵検査薬は、基礎体温の測定と併用するのがおすすめです。月経開始から約10~14日目頃から、毎日測定を始めるのが一般的で、朝か夕方など決まった時間帯で使用すると良いでしょう。

タイミング法のポイント

タイミング法とは、「排卵のタイミングに合わせて性行為を行う」ことで、妊活の基本的な方法の1つです。

精子の寿命はおよそ3~5日、卵子の寿命は排卵後約24時間とされており、最も妊娠しやすいのは「排卵日の2日前~当日」の3日間となっています。

この期間に複数回の性行為があると、妊娠率が高くなる傾向があります。そのため、排卵の少し前から1~2日おきに性行為を行うというイメージです。

ポイントとしては、排卵日当日だけではなく、前後を含めた期間で考えることです。排卵のタイミングは、さまざまな予測を行ったとしても多少前後する可能性があります。

予想された排卵日の数日前~数日後までの期間で、性行為を行うと良いでしょう。

ただし、回数を増やしすぎて負担になってしまったり、排卵日にできなかったことを責めたりしてしまうと、夫婦関係がギクシャクしてしまいかねません。

コミュニケーションを大切にしながら、それぞれのライフスタイルに合わせてタイミングを調整していきましょう。

妊娠しやすい体作りのために整えたい生活習慣

妊娠しやすい体作りのために整えたい生活習慣

妊活3ヶ月目のタイミングで、生活習慣を一度見直すことは非常におすすめです。ここでは、妊娠しやすい体づくりのために意識したい8つの生活習慣を紹介します。

  • バランスの良い食事を心がける
  • 適度な運動を取り入れる
  • 睡眠の質を改善する
  • 禁酒・禁煙を行う
  • カフェインの摂りすぎに注意する
  • 糖分の摂りすぎに注意する
  • 体重・体脂肪を適正範囲に保つ
  • ストレスを貯めすぎないようにする

バランスの良い食事を心がける

妊活中の食事は、「特別な妊活メニュー」を作るよりも、バランスの良さが大切です。たんぱく質・野菜・炭水化物を毎食そろえるだけでも、栄養バランスがぐっと補いやすくなります。

まずは、たんぱく質を補うことから意識してみるのもおすすめです。たとえば、朝は卵や納豆、昼は肉や魚、夜は豆腐や鶏肉など、体づくりの材料になる食材を意識して選んでみましょう。

また、不足しがちな野菜は、スープなどの汁物に少し足すイメージで取り入れてみるのも方法の1つです。スーパーなどでは、洗わずに使えるカット野菜も販売されているので、ぜひ活用してみてください。

コンビニをよく使う方は、おにぎり+カップスープ+サラダチキンのように、選び方を少し変えるだけでも妊活向きの献立に近づきます。

適度な運動を取り入れる

運動は「痩せるため」だけでなく、血流を良くして子宮や卵巣、精巣などへ栄養と酸素を届けるためにも大切です。

いきなりスポーツジムに通う必要はないので、たとえば「少し息が弾むくらいのウォーキング」を週に数回取り入れるだけでも、妊娠しやすい体づくりに役立ちます

そのほかにおすすめの運動法としては、ヨガやストレッチなどがあります。極端に負荷の高い運動は、思いがけないケガにつながることもあるので、避けておきましょう。

妊活中におすすめの運動について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

睡眠の質を改善する

ホルモンは夜の睡眠中にリセット・調整されるため、寝不足が続くとホルモンバランスにも影響しやすくなります

まずは「寝る・起きる時間をできるだけ一定にする」ことを目標にすると、体内時計が整い、睡眠の質も向上するでしょう。

寝る30分~1時間前は、スマートフォンやPCをなるべく見ないようにしたり、照明を少し落として体を「おやすみモード」に切り替えたりするのもおすすめです。

寝る前の強いブルーライトは、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を抑制し、脳を覚醒させてしまうことで、入眠障害や眠りの質の低下を招きます。

ほかにも、温かい飲み物を飲んだり、軽くストレッチをしたりするのも良いでしょう。自分なりの快適な睡眠リズムを整えてみてください。

禁酒・禁煙を行う

過度なアルコール摂取や喫煙は、卵子や精子の質に直接ダメージを与え、妊娠率の低下や流産リスクの上昇にも関わるとされています。

喫煙の習慣がある場合は、妊活を機に少しずつ本数を減らしていき、最終的にはゼロにできるようにしていきましょう。

いきなり完全に禁煙するのが難しい場合は、最初に「本数を半分にする」「家の中では吸わない」といったルールから始めてみるのもおすすめです。

また、禁煙外来を利用すると、保険適用でサポートを受けられる可能性もあるため、近くのクリニックなどを調べてみるのも良いでしょう。

妊活中の飲酒については、「絶対NG」ではありませんが、連日の飲酒やたくさん飲む習慣は、ホルモンバランスや睡眠の質を乱しやすくなります。

また、妊娠初期のアルコール摂取が胎児へ影響する可能性も指摘されています。そのため、妊活中から禁酒へ取り組んでいくと安心です。

飲まない日と意識して作り、飲む場合も自分なりの上限を決めたり、ノンアルコール飲料と置き換えたりすると続けやすくなります。

カフェインの摂りすぎに注意する

カフェインは適量なら問題ありませんが、多すぎると眠りが浅くなり、自律神経が緊張しやすくなるとされています。

結果として、ホルモンバランスにも影響する可能性があります。

日常的にカフェインを含むコーヒーやエナジードリンクをよく飲む方は、カフェインの総量に注意しましょう。

妊活中のカフェインの摂取量の目安や、おすすめの飲み物を詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみてください。

糖分の摂りすぎに注意する

甘いものは心をホッとさせてくれますが、摂りすぎると血糖値の乱高下を招き、インスリンやホルモンのバランスに負担がかかります。そのため、妊活中は「甘いものをゼロにする」のではなく、「質と頻度を整える」意識が大切です。

たとえば、毎日コンビニスイーツなどのデザートを食べているなら、「平日はフルーツヨーグルトにする」「甘いお菓子は週末だけにする」というルールを決めてみましょう。

飲み物も、砂糖入りのカフェオレやジュースを減らし、水・お茶・無糖の炭酸水に置き換えるだけで、1日の糖分がかなり抑えられます

また、主食は白米だけでなく雑穀米や玄米を混ぜると、血糖値の上がり方がゆるやかになり、満腹感も続きやすくなりおすすめです。

体重・体脂肪を適正範囲に保つ

体重や体脂肪を適正範囲に保つことも大切です。自分のBMI(体重kg ÷ 身長m ÷ 身長m)を一度計算し、18.5〜24.9の範囲に入っているか確認してみましょう。

女性の場合、痩せすぎも太り過ぎも、排卵障害や月経不順につながりやすいことが分かっています。

BMIが18.5未満だと「生理が飛びやすい」「高温期が短い」といったトラブルが出やすく、25を大きく超える肥満では、排卵しにくくなる可能性が指摘されています。

しかし、急激なダイエットなどで体重をコントロールしようとすると、身体に負担がかかってしまうため注意しましょう。

男性側も、太り過ぎは精子の数や運動率の低下、テストステロン低下と関連する可能性が報告されています。

また、内臓脂肪が多いと、男性ホルモンが脂肪組織で女性ホルモン様に変換されやすくなり、造精機能に悪影響を及ぼす可能性があります。

一方、極端なやせや過度な筋トレで体脂肪が極端に低い状態も、ホルモンバランスの乱れにつながりやすいため、適正範囲を把握しておくと安心です。

夫婦で一緒にできることとしては、夜遅い食事を控える、甘い飲み物やお菓子を減らす、週末に一緒に散歩などの軽い運動をするといった、小さな習慣を共有すると良いでしょう。

急に環境を変えるのではなく、できることから少しずつ取り入れていきましょう。

ストレスを貯めすぎないようにする

強いストレスは、自律神経とホルモンのバランスを崩してしまうことがあります。妊活そのものがストレスになってしまう方もいるため、「意識して心のケアをする」ことが大切です。

まず、自分がリラックスできる行動を3つほど考えてみてください。

たとえば、カフェで本を読む、好きな音楽を聴く、ゆっくりお風呂に浸かる、軽く体を動かす、友だちと話すなどです。

また、パートナーに「今こんな不安がある」「こうしてもらえると助かる」と素直に伝えることも、ストレス軽減につながります。

一人で抱え込まず、必要であればクリニックの心理士や自治体の相談窓口を利用するのもおすすめです。

妊活3ヶ月目で妊娠しないときに知っておきたい受診の目安

妊活3ヶ月目で妊娠しないときに知っておきたい受診の目安

妊活を進める中で、「いつ医療機関に相談すべきか」と悩む方も少なくありません。

ここでは、妊活中の受診の目安について詳しく解説します。

  • 不妊症の一般的な定義と受診のタイミング
  • 妊活3ヶ月目でも早めに相談したいケース
  • 受診をスムーズにするために準備しておきたいこと

不妊症の一般的な定義と受診のタイミング

医学的には、「避妊をせずに性交渉を行っているのに、1年以上妊娠に至らない場合」を不妊症と定義しています。

ただし、この「1年」という期間は、あくまで統計的な目安であり、すべてのカップルに該当するわけではありません。特に女性の年齢が高い場合、早めに医療機関に相談することが推奨されています。

つまり、妊活3ヶ月目の時点では、一般的な「不妊症の定義」には達していませんが、状況によっては受診を検討すべき段階です。

また、野村総合研究所の調査では、妊活を開始してから不妊治療のために医療機関を受診するまでの期間について、33%が妊活開始と同時に医療機関を受診したと回答しています。

さらに、妊活開始後半年以内に病院を受診したと回答したのは、全体の68.4%にのぼります。

受診のタイミングに、早すぎるということはありません。不安がある場合には、専門医に相談しながら進めるのもおすすめです。

参考:野村総合研究所『不妊治療の実態に関する調査研究

妊活3ヶ月目でも早めに相談したいケース

妊活3ヶ月目でも、早めに受診を検討した方が良いケースもあります。

女性の場合、下記のようなケースが挙げられます。

  • 年齢が35歳以上
  • 月経周期が不規則
  • 月経痛が非常に強い
  • 生理の量が異常に多い、または少ない
  • 基礎体温を記録していて、高温期が短い
  • 骨盤内感染症やクラミジア感染の既往歴がある

男性の場合、下記のようなケースが挙げられます。

  • 年齢が40代後半
  • 精液検査で異常を指摘されたことがある
  • 勃起障害(ED)や射精障害などの症状がある
  • 停留精巣などの泌尿器科的疾患の既往歴がある

これらのケースに当てはまる場合には、一度専門医を受診し、妊活方法や治療が必要かどうかなどを相談するのがおすすめです。

受診をスムーズにするために準備しておきたいこと

医療機関を受診する際には、事前の準備があると、医師の診察がより効果的になります。

準備しておきたい情報としては、下記のものが挙げられます。

  • 基礎体温の記録
  • 月経周期の記録
  • 過去の健康診断の結果や既往歴

また、妊活に関する不安や質問があればメモにまとめておくと、聞き漏らしを防げるためおすすめです。

妊活3ヶ月目で妊娠しなかった方の体験談

妊活3ヶ月目で妊娠しなかった方の体験談

ここでは、妊活3ヶ月目で妊娠しなかった方の体験談をいくつか紹介します。

27歳で妊活3か月目で病院に通っています。

この3か月はルナルナの排卵日をみて自己流でタイミングをしてました。

病院に行ってから気づいたのですが、ルナルナの排卵日がかなりズレていたようです。

今は卵胞チェックしに病院に通っているため排卵日がかなり特定しやすくなりました。しかしそれでも妊娠にはなかなか至りません。。妊娠って奇跡なんだなと改めて痛感します。

引用元:Yahoo!知恵袋

こちらは、自己流のタイミング法でなかなか授かれず、病院を受診したという方の体験談です。

月経アプリの排卵予測では、月経周期を元に計算されるため、体調などの影響でズレてしまうことがあります。

病院では、超音波検査などで排卵のタイミングを調べてくれるため、アプリの排卵予測よりも正確性が向上します。

自己流のタイミングがうまくいかないと感じている方は、医療機関でのチェックも検討してみてください。

私は基礎体温をはかってタイミング取って妊活の時は妊娠まで半年かかりました。

最初は排卵日の可能性が高い日の1回のみ、途中からその前後の日も加えて2回するルールで。(妊娠確率上げる為)

次出来なかったら病院行こうと思っていたら授かりました。

引用元:Yahoo!知恵袋

こちらは、妊娠まで半年かかったという方の体験談です。次に妊娠しなかったら病院に行こうというタイミングで授かれたそうです。

妊活を始めて1年はタイミングをしておりましたが、授からず。いよいよ治療を検討し近所の病院へ半年程、通っていましたが全然だったので専門のクリニックへ行きました。2ヶ月程で妊娠し、2人目も3ヶ月くらいで妊娠しました。

今でももっと早めに行けば良かったなあと思っています。

引用元:Yahoo!知恵袋

こちらは、1年以上妊活をしていたという方の体験談です。専門クリニックへ早めに行けばよかったと感じているそうです。

しかし、妊娠に至るまでの期間は、個人差が非常に大きいため、3ヶ月で妊娠しないからといって焦る必要はありません。ライフスタイルや、心身の状況に合わせて検討してみてください。

まとめ:妊活3ヶ月目で妊娠しなくても大丈夫!焦りすぎず今できることから整えていこう

まとめ:妊活3ヶ月目で妊娠しなくても大丈夫!焦りすぎず今できることから整えていこう

妊活3ヶ月目で妊娠していなくても、多くのカップルにとっては「普通の範囲」と言えます。

この時期は、妊娠しなかったと落ち込むだけでなく、排卵日やタイミングを見直し、女性・男性それぞれの心身の状態をチェックする絶好のタイミングでもあります。

年齢や月経周期の乱れなどによっては、3ヶ月目でも早めに専門医へ相談したほうが安心なケースもありますが、まずは自分でできる生活習慣の改善から取り入れてみてください。

焦りすぎず、パートナーと話し合いながら、今日からできることを少しずつ積み重ねていきましょう。

妊活を進める中で、「産み分け」に関心を持つ方もいらっしゃいます。産み分けの方法としては、性交のタイミングで調整するなどがあります。

最近では、産み分けに関心のある方の間で潤滑ゼリー(一般的に「産み分けゼリー」と呼ばれることもある)が話題になっているようです。

産み分けに関する詳しい情報や、こうした潤滑ゼリーなどについて気になる方は、こちらの記事も参考にしてみてください。