男の子希望で産み分けできる?成功率を上げる産み分け方法とは

「男の子が欲しいけど、本当に産み分けできる?」
「一人目は女の子だったから次こそは男の子が欲しい……」

妊娠・出産をするうえで、赤ちゃんの性別は多くのパートナーが気になるポイントではないでしょうか。

性別は気にしないという夫婦も多い中で、男の子を望む方も多いです。

そこでこの記事では、男の子の産み分けに必要な基礎知識や方法について詳しく紹介します。こうした悩みを抱えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

男の子の産み分けはできる?

男の子の産み分けは、理論上できます。とはいえ、100%コントロールはできません。実現させるには、正しい知識をおさえておく必要があります。

ここから産み分けの仕組みについてみていきましょう。

そもそも産み分けとは?

大前提として、産み分けとは妊娠するうえで男の子、もしくは女の子と特定の赤ちゃんを授かるために取り組むことを指します。

産み分け方法には、主に以下のような方法が挙げられます。

  • タイミング法(シェトルズ法)
  • 人工授精(パーコール法)
  • 中国式・ブラジル式カレンダーを用いる方法
  • 食べ物による方法
  • リンカルや産み分けゼリーなどのアイテムを用いる方法

こうした方法を実践することで、特定の性別を持った赤ちゃんを授かる確率のアップが期待できます。

男の子に決まる仕組み

では、どのような仕組みで男の子の赤ちゃんを授かれるのでしょうか。

赤ちゃんの性別は、精子と卵子にある染色体の掛け合わせによって決定します。

  • 精子:X染色体・Y染色体
  • 卵子:X染色体のみ

男の子の誕生には、Y染色体とX染色体が掛け合わさる必要があります。

よって、先ほど紹介した方法から取捨選択して活用しながら、Y染色体を持った精子が受精しやすい環境作りが重要です。

性別はいつ頃わかる?

性別は、主に妊婦検診の際に行う超音波検査(エコー)にて、赤ちゃんの外性器の形で判定されます。男の子の場合、両足の間に外性器が突起物のように確認できることで判定されるでしょう。

性別がはっきりと分かり始めるタイミングは、妊娠から20〜23週(6ヶ月)が目安です。

早ければ妊娠4ヵ月頃(妊娠12~15週)にもわかるでしょう。一方、赤ちゃんの足の位置やポーズにより、外性器が見えにくく判定が遅れるケースもあります。

男の子の産み分けができる成功率

現代の医療技術では、効果的とされる産み分け方法を実践したとしても、確実に男の子が誕生するとは言えません。

男女のどちらか一方が生まれる確率は、一般的に50%とされています。必要なポイントをおさえて実践した場合、この成功する確率のアップは期待できるでしょう。

なお、確率はあくまでも目安であるため、個人差があり一概には言えません。

前提として、希望通りの性別でなくとも変わらずに愛情を注いで育てるという覚悟を持ったうえでの産み分けへのトライが望ましいです。

男の子を産み分けるY精子を育てるコツ

男の子の産み分けには、Y精子が欠かせません。では、どのようにすればY精子が受精しやすい状態になるのでしょうか。

ここからは、男の子の産み分けで取り組める4つのコツについて紹介します。

  1. 性行為まで5日〜2週間程度の禁欲期間を作る
  2. 排卵日当日に性行為をする
  3. 女性がオーガズムを感じる性行為をする
  4. 深く挿入できる体位で性行為をする

少しでも確率をアップさせるために、パートナーに協力をあおいで取り組んでみてください。

コツ1.性行為まで5日〜2週間程度の禁欲期間を作る

Y精子は本来、X精子よりも約2倍の数があるとされています。

とはいえ、酸性との相性が悪いY精子は、酸性である女性の膣内では不利な環境です。そのため、X精子に比べて寿命も短くなります。

そこで、産み分けのセックスまでは夫婦による性行為やマスターベーションは避け、当日に向けてY精子の数を増やしておきましょう。

長期間の禁欲は負担になる場合もあるため、5日〜2週間程度を目安に取り入れてください。

コツ2.排卵日当日に性行為をする

性行為は、タイミングがとても重要です。なぜなら膣内は、排卵日を基準として頸管粘液が増えていき、頸管粘液が増えると膣内の酸性度が弱まるからです。

膣内の酸性度が弱まると、本来酸性に弱いY精子は通常よりも膣内で生き残りやすくなります。そのため、排卵日当日が最もY精子に優位なタイミングといえるでしょう。

排卵日は排卵痛や粘液性が強いおりものの有無や、排卵日予測検査薬でなるべく的確に予測することが重要です。

コツ3.女性がオーガズムを感じる性行為をする

性交において、女性がオーガズムを感じると膣内の頸管粘液が増えます。頸管粘液の増加で膣内の酸性度が弱まるため、排卵日当日の条件と同じくY精子の生存率が高くなります。

もちろん、前戯の段階でもオーガズムを感じれば頸管粘液は増えるでしょう。したがって、産み分けの際は前戯からゆっくり丁寧にすることが重要です。

コツ4.深く挿入できる体位で性行為をする

上記と同じく性交の際に関するコツですが、体位にこだわることも重要です。

酸性である女子の膣内では、アルカリ性に強いY精子にとって非常に不利な環境です。そのため、Y精子は射精後になるべく早く子宮へ到達する必要があります。

そこで、深く挿入できる体位で射精することにより、できる限り子宮への道のりを短くできるでしょう。また、射精後も挿入したまましばらく体制キープするなど、Y精子が子宮に到達しやすくなる環境をつくってください。

男の子の産み分けをするために大切なこと

ここからは、成功率をさらにアップさせるべく、男の子の産み分けにおいて大切な3つのことをお伝えします。

  1. 基礎体温をつけて排卵日を正確に把握する
  2. 妊娠が確認できるまでリンカルを継続する
  3. グリーンゼリーを使用する

実践が可能な人は、Y精子を育てるコツに加えて以下の事柄を意識しながら産み分けを行ってみてください。

基礎体温をつけて排卵日を正確に把握する

産み分けに限らず、妊活では基礎体温をつけることは基本とされています。なぜなら、基礎体温を測り「低温期」と「高温期」を把握しておく必要があるからです。

そして、「低温期」から「高温期」に変わる期間を把握することで排卵日の予測ができます。排卵日前後のどのタイミングで性交を行うかによって優位な性別が変わるため、産み分けにおいて排卵日はとても重要です。

しっかりと基礎体温をつけて正確な排卵日の予測をしましょう。

また、基礎体温の記録方法ですが、毎日目が覚めたとき(一定時間に)そのまま体を動かさずに計測しましょう。なるべく細かくデータを付ける必要があるため、産み分けには婦人体温計をおすすめします。

妊娠が確認できるまでリンカルを継続する

リンカルは「男の子が欲しい」と望む方をサポートするリン酸カルシウムのサプリメントです。

赤ちゃんの先天性異常などの障害を予防するためのサプリメントとして開発されました。そこでリンカル錠を服用したところ、妊婦さんの多くで男の子が生まれたそう。ただし、その理由は未だに判明していません。

リンカルは、産み分け予定日の約2〜3か月前から毎日飲み続けましょう。飲み忘れがないように意識して摂取してください。

特に、代表的なリンカルメーカーが販売する「BSリンカル」は、国内のGMP認定工場の監修の下で製造しているので、高い品質が期待できます。

厚生労働省が妊娠希望者に摂取を推奨するモノグルタミン酸型葉酸も配合されているので、葉酸サプリとして服用している方が多いのも特徴です。

なお、公式サイトでは30%OFFキャンペーンも実施していますので、お得にリンカルを始められます。定期コースですが回数縛りはないので、気軽に試してみたい方はぜひチェックしてみてください。

グリーンゼリーを使用する

産み分けゼリーは、望む性別に有利な環境にするため膣内の成分をコントロールする効果があります。

男の子希望であれば、グリーンゼリーを使用すればアルカリ性であるY精子に優位な膣内環境を作ることが可能です。

産み分けゼリーの効果的な使い方は、以下の通りです。

  1. 性交の5分前に膣内へ注入する
  2. お湯で温めて使うタイプであれば、使用前に40℃前後のお湯で温める
  3. 膣内のできるだけ奥の方へ注入する

これらをしっかりと守ったうえで使用すれば、産み分けの成功率アップがより期待できます。

男の子の産み分け実践が難しい人はいる?

男の子の産み分けでは、そもそもの実践が難しい人やおすすめできない人もいます。

  • 不妊治療中の方
  • 高齢出産(40代以上)に該当する人
  • 話し合いができていない夫婦

不妊治療中の方や高齢出産の場合、妊娠の確率も低くなるため、ハードルは高いでしょう。

なお、希望する性別ではなかった時に、出産する意思のない人や愛情を注ぐ自信のない人は命を尊重する観点からおすすめできません。

結果がどうであれ、命を大切にしながら愛情を持って育てられる自信がある場合のみ、産み分けに挑戦してみてください。

まとめ:男の子の産み分けはパートナーの協力が不可欠

男の子の産み分けは、パートナーのサポートや協力がなくては実現できません。

まずは「男の子が欲しいから協力して産み分けに取り組んでいきたい」とパートナー同士で話し合いましょう。

そのうえで、産み分け方法の実践や産婦人科のような専門家に相談しながら、産み分けにトライしてください。